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この記事では大量のスズメバチやミツバチの死骸の画像がでてきますので苦手な方はご注意ください
秋になりスズメバチの襲撃を喰らってしまいました。
初経験の苦難に直面しましたが何とかできる対策を実施して乗り切れました。
今回のスズメバチ襲撃の経験から思ったことを記しておきます。
セイヨウミツバチの養蜂を始めたばかりの方の参考になれば幸いです。
突然の襲来、天敵スズメバチ!
前回の記事で書いたとおり、9月のある日にミツバチの様子を見に行くとスズメバチの襲撃で悲惨な状態に驚愕しました。
よろしければスズメバチに襲来された記事もあわせてご覧ください。

そして実際にスズメバチ対策を実施して、何とかミツバチが全滅せずに乗り切ることができました。

感じたこと1:ミツバチ巣箱の入口は小さくする

感じたことの1つ目はミツバチの巣箱の入口は小さくするです
スズメバチは餌となるミツバチを効率よく食べたいので巣箱内に入り込もうとします。
巣箱に入りこまれたらミツバチは成すすべなく一瞬で全滅に追い込まれるでしょう。
それに大事に貯めていたハチミツも取られてしまうでしょう。
入手した巣箱の入口は小さくできておりスズメバチに入りこまれることはなく大惨事に至ることはありませんでした。非常にラッキーでした。
入口のサイズがスズメバチが入れそうなサイズの場合は入れないように対策が必要になります。
金属製のアミ状のものでスズメバチが巣箱内に侵入できないように防御が必要です。
・ミツバチ巣箱の入口はできるだけ小さくする
感じたこと2:スズメバチはかじって入口を広げる

感じたことの2つ目はスズメバチは巣箱の入口をかじって広げます。
写真はスズメバチがミツバチ巣箱の入口をかじった跡でギザギザとなっているのがわかるでしょう。
スズメバチはかじって木でできた入口を削り入ろうと試みます。
幸い今回は入られるほど広げられませんでしたがサイズの小さいスズメバチも襲撃に参加してたら入られたかもしれません。

今回は簡易的な対策としてテープで入口を狭めて、かじられる場所が減らせるのではないかと。
今後のことを考えると入口を金属の板などでかじられても広がらないように細工したいと思います。
スズメバチ襲撃のペースをスローにできる可能性があるだけで根本的な対策にはなっていないことにご注意ください。
・スズメバチは巣箱をかじって入口を広げて侵入しようとする
感じたこと3:スズメバチは仲間意識が強い
![[西洋ミツバチ養蜂]スズメバチの対策3つ](http://trihoney.com/wp-content/uploads/2025/09/PXL_20250915_030718861-1024x771.jpg)
感じたことの3つ目はスズメバチは仲間意識が強いです。
なんのこっちゃ?という話だと思いますが、スズメバチの仲間意識を利用しましょう。
まず生きているスズメバチ同士はコミュニケーションを取っているようで、近くに寄っていきます。逆にいうと死んでしまったスズメバチにはあまり寄りません。
仲間意識が強いのが見て取れます。
1つは対策でとった粘着シートです、生きているスズメバチがかかっていると他のスズメバチもどんどんと寄っていきます。

そして少し離れた場所に設置したスズメバチトラップです。
こちらも生きているスズメバチが中で動いていると気付いたスズメバチが寄っていきトラップに引っかかって入っていきます。
粘着シートやトラップにかかったスズメバチにはできるだけ生きて他のスズメバチを寄せてほしいのです。
一例ですが、粘着シートではくっついてから数時間で餓死、トラップの方は日陰のせいか1日~数日生きていました。
足で踏み潰すと体液が靴についてしまうことで仲間を呼び寄せてしまい襲われる原因になるとか…
気づかずにやってしまいそうなので注意してください!
・スズメバチは仲間意識がとても強い
・生きているスズメバチに寄っていく習性を利用する
・踏み潰すと仲間に襲われる危険性があるので注意!
まとめ

およそ1ヶ月に渡るスズメバチからミツバチを守る戦いから感じたことをまとめました。
西洋ミツバチの養蜂は自然との共生ですので、スズメバチをなくすことは不可能に近いでしょう。
となるとできる限りの対策を行いミツバチを見守るしかないと自分の無力さを感じた次第です。
実際には早朝にスズメバチが1匹できているときには虫アミで捕まえて生きたまま粘着シートにつけたりもしました。
今考えると軽装で行っていたこともあり非常に危険ですね、これも事前の対策を怠っていったからなのです。
もし養蜂を始めて準備をしている方がこの記事を読むことがあれば、スズメバチの特性や行動を知っておくことで安全に養蜂ができる参考になれば幸いです。
スズメバチの襲撃前から増やさないトラップで対策していた記事も合わせてご覧ください。









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